国内では、平成13年の浄化槽法改正により単独処理浄化槽の新設が禁止され、単独処理浄化槽(みなし浄化槽)から、し尿と雑排水(台所・洗濯・洗面に使用した生活雑排水)を合わせて処理する合併浄化槽への移行が推進されています。
当社は、ご家庭向け合併処理浄化槽工事を専門としておりますので、移行をご検討の際は、ぜひ当社へおまかせください。
浄化槽とは…?
台所、トイレ、洗面所、風呂場など家庭から出る汚れた水を、それぞれの家でキレイにするものです。仕組みは下水道とほぼ同じで、下水管のない家庭専用の処理施設です。
キレイにされた水は公共用水域に流れ込むため、水域がキレイになって魚たちや蛍が戻ってきます。魚とりや水遊びができるようになり、子供たちの遊び場となります。
浄化槽には、トイレの汚れた水だけをキレイにして、台所、洗面所、風呂場からの汚れた水は公共用水域にそのまま流してしまう「みなし処理浄化槽」というものもあります。現在では設置することはできません。
台所、洗面所、風呂場からの汚れた水は、トイレからの汚れた水よりも汚れています。汲み取り式トイレの家もみなし処理浄化槽のある家も、早く「浄化槽」をつけて、家庭から出る汚れた水をキレイにして公共用水域に流すことが大事です。
みなし浄化槽から合併処理浄化槽工事の流れ
掘削工事
事前調査の後、工事となる場所の解体・掘り起こしを行なっていきます。
2メートルを超える掘り下げ作業が必要なため、基礎地盤確保まで重機を使用します。
基礎工事
浄化槽は本体に水が入ることで約3トンを超える重さになります。
捨てコンクリートを打ち、型枠を設置し、さらにコンクリートを打つことで、その重さに耐えることができるよう、工事をおこないます。
据付工事から埋戻工事
重機等を使い、浄化槽の据付をおこないます。
設置位置や、水平の確認・調整後、本体に水を入れ安定させます。
その後、水締め、付き固めをおこない、埋め戻しの際の地盤を強化します。
仕上げ
打設するために型枠と鉄筋を埋め込み、
・維持管理のしやすさのため
・雨水が浄化槽内に侵入することを防ぐため
にスラブコンクリートを打ちます。
最後に試運転を行い、作業完了、お引渡しとなります。
補助金制度について
大分県では各種補助金制度がございます。
●合併処理浄化槽の設置及び単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換を推進し、助成金制度が設立されております。
詳しくは公益財団法人大分県環境管理協会まで。
公益財団法人 大分県環境管理協会
〒870-1123
大分市大字寒田409番地の40
TEL.097-567-1855 FAX.097-567-1926
●高齢者の暮らしの安全確保や子育て世帯の住環境の向上を図るため、市町村と合同で、県内の高齢者世帯、子育て世帯が行う住宅の改修工事等に補助する事業を実施しています。
詳しくは大分県建築住宅課まで。
大分県建築住宅課
〒870-8501
大分市大手町3丁目1番1号
TEL.097-506-4677 FAX.097-506-1779